40cm水槽でアカハライモリとアマガエルを飼うためのアクアテラリウムを作りました。なんちゃってな滝と川付きです。
僕は面倒ぐさがりなのでアクアテラリウムを作るときは、絶対に水替え不要にするために底面濾過にします。そんなめんどくさがり屋さんが作ったアクアテラリウムを、今回は手順も含めて紹介したいと思います。
使ったもの
まずは今回使った物を紹介します。画像にあるものだけではないです。Amazonで買えるものはリンク挿入してるのでみてみてくだせぇ
・マリーナ400BK(水槽)
・サイレントフロー パワー (フィルター)
・コトブキ 水槽 フラットLED SS3042
・ダイソー カラーボード
・赤玉土 & リング濾材 (濾過材)
・溶岩石
・苔
・水草
・シリコーンシーラント8060
・ウールマット
多分これくらいだったはずです。
使うものの使い方と注意点とか
今回、サイレントフローは水を滝の上部まで水を持ち上げるために使います。ほぼフィルターとしては使いません。
溶岩石は川と滝のレイアウト分は2Kgのもので足りましたが、水中のレイアウトのために使う分は余らないです。なので僕は家にあった別の大きい溶岩石を水中レイアウト用に別途用意しました。
苔はペットショップで買うと死ぬほど高いので、メルカリで買うのがオスススメです。クソ安いし出品者さんを選べば枯れているようなものは届かないので安心して買えます。今回は、シノブゴケとホウオウゴケ、コツボゴケを使いました。参考までに
で、接着剤に関しては注意が必要です。シリコーンシーラント8060を使う人が多います。8070はダメです。8060は問題ないんですが、もう一個使う人が多いと思うものがあってそれに関しては注意が必要です。それはバスボンドQです。バスボンドQは、ホワイトとクリヤー以外は水槽向けに使えない成分が入っているそうです。
今回の水槽の設計
今回は滝と川という水の流れを作るという目標があります。管理は水の継ぎ足しだけにしたいです。なので水の流れはこんな感じにしました。
また、万が一濾過槽が詰まったりした時のために手入れできるよう、陸地は陸地、濾過槽は濾過層で取り外せるようにします。というか濾過層の上に陸地の枠組みを乗っけるだけですが、、、
また、濾過層と陸地の枠組みをシリコンで固定することはしないので、水面の高さを濾過層の高さより上にすることはできません。できるけど意味がなくなっちゃうよ
陸地の下は濾過材を敷き詰めて濾過して、濾過された水をポンプで持ち上げる。と言った感じで行きます。外部フィルターだったら楽なんですけどねぇ。それでもいいですよ
作業開始
今回は枠組みをカラーボードで作ります。スタイロフォームでもいいんですが、近くのホームセンターでは2mくらいのものからしか売ってなくて、カットもしてくれなさそうだったから持って帰れないし断念、というのと、40cmの小型水槽をレイアウトするのでスタイロみたいな厚みのある物を使うと、枠組みを作って石を貼り付けると厚みで水槽に入らなくなるという事件が起きます。なので枠組みは水槽の大きさからある程度余裕を持って作った方がいいです。
んじゃ行くよ。
枠組み 編
三角のところはサイレントフローを支えるためのものです。
水面から上部分は小さな滝と川を作ります。
注意点としては、水の流れと陸をきちんと分ける。これだけ注意して下さい。水が苔や植物を植えるところに流れ込むと、根腐れしてレイアウトが終わったり、生き物の病気の元になります。また排水できるよう、水を流す機構ができるようにして下さい
川底部分は麦飯砂利使いました。津軽プレミアムがなかった。
アク抜き
とりあえずシリコンで固定する作業は終わったのでアク抜きします。1日一回の水替えを3回やります。計三日ってことだね
濾過材を入れます
濾過材は2種類以上をおすすめします
陸の植栽
陸で大事なことは排水です。ちゃんと仕切ったとは言え、溶岩石をつたって水は入ってきますし、カエルとイモリが水から陸に上がる時に入ってきます。ちゃんと排水性を持たせるためにまずは、軽石、次にウールマット、そして赤玉土をひきます。その後、苔を敷き詰めて植えたい植物を植えます。今回はスペース的にパスしました
池部分
ここはうちのイモリは狭いところに隠れたがるので流木を入れました。見事に隠れて鑑賞できません。まぁいいや。また流木が、水面から出ているのでカエルの休み場にもなっています。
完成した
まぁ、こんな感じになりました。
ただこれをちゃんと保ってくれるか、、、保ってくれるといいな