ノートパソコンを買い替えました。
今まではMacbook Airを使っていましたが、以前からやりたいなぁと思っていたMSFS 2020 をどうしてもやりたくなったので、ゲームができないMacとはおさらばです。
選んだのは、ASUS TUF DASH FX517Z です。
いわゆるゲーミングノートというやつですね。
FX517ZでASUSさんが目指したのは、RTX 3070搭載ノートPC最安だそうです。たしかに最安です。
そんなFX517Zのレビューとゲーミングノートを選んだ理由を話していきたいなと思います。
前置き長くなっちゃってるので、レビューを目当てに来た方は目次からジャンプしてください。
ちなみにFX517Zは最高です。買え
追記
500GBは足りないので増設しました。
その記事はっときます
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ASUS TUF DASH FX517Z のSSDを増設した
今日は小ネタです。 空港に行って一日写真を撮っていると、RAWだと80GBとかになってしまいます。 でパソコンに全部のデータを移してから、写真を取捨選択してから編集に移ります。 何が言いたいかというと ...
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ゲーミングノートPC買ってよかった?
買ってよかったです。
ただし大半のひとは買う必要ありますか?という感じです。
これはこの商品がダメという訳ではなく、ゲーミングPCというジャンルが内包したものであるのでご注意を…
人によって評価がわかれるゲーミングノートPCですが、なぜ意見が割れているかというと提供されているかの差でしょう。
なので、弱小ブロガーだからできる忖度なしでの情報発信をします。
ちなみにこのブログはグーグル様からほんの少しだけ広告収入もらってます
買ってもいい人
自宅でゲームもするし、外出して書類作成したりもするひとです。
学生なんかは当てはまりやすいと思います。
なんでか説明してみますが、あくまで底辺ブロガーの意見なので「まぁそんな考え方もあるかぁ…」程度に聞き流してくださってもいいです。
「自宅でゲームしたいし外で書類作ったりする人」がイチから環境を整えるのにかかるお金を考えてみます。
ちなみに、FHDゲームが快適にできるライン、ゲーミングノートはCorei5とRTX3050、デスクトップパソコンはCorei5とGTX1660、以上の構成で考えてみます。
これで大体同じスペックになる感じです。
・デスクトップと外出時用ノートパソコンを買った場合。
デスクトップPC 10万円
モニター、キーボード等 5万円
外出時用ノートPC 6万円
計21万円
・ゲーミングノートPCを買ってさらにデュアルディスプレイにしたとき
ゲーミングノートPC 12万円
モニター、キーボード等 5万円
計17万
ゲーミングノートPCを買うと5万円ほど浮きますね。
「普段からノートパソコンをつかっていて、PCゲームをしたくなったけどパワーが足りなかった」という人にとって、ゲーミングノートPCはいい選択肢だということになります。
ですが、みなさん今一度よく考えてみてください
そのゲームPS5とかXBOXでできませんか?
そうなんです。
大半のゲームがPS5版やXBOX版を出してくれているんです。
PS5とか5万出せば買えます。スイッチでいいなら4万弱です。
しかもコントローラーついてるし、家にあるテレビにつなげば、ハード面ではほかにお金はかかりません。
では計算を…
ゲーム機 5万円くらい
外出用ノートパソコン 6万円
計12万円弱
家庭用ゲーム機最強。
ASUS TUF DASH FX517Z
大半の人がブラウザバックしたと思いますが、まだ残っているオタクにむけて本題のレビューです。
ちなみに僕は15万円弱で購入しました。
ちなみに付属品は、
ステッカーとかないの?って感じでした。
参加せよ!とかかいてあるやつ
スペック
CPU Corei5-12450H
GPU Geforce RTX3070 Laptop VRAM8GB
RAM 16GB DDR5 4800MHz
ROM 512GB PCIE3.0
重量 2Kg
重要なところはこんなところでしょうか?
詳しいことは公式サイトで
ベンチマーク
ちなみに、そのままでは吸気が足りていないので、後述しますがパソコン本体を吸気を補助するための穴をあけたアームで浮かせてます。
まずはCinebench R23です。
Corei5-12450Hは12世代Coreiシリーズです。
なので強いコアであるP-coreと、弱いコアであるE-coreがそれぞれ4つずつで、P-coreのみハイパースレッティングに対応していて、8コア12スレッドという感じになっています。
結果は8900です。
一周目の計測ではスコアは11000程度でした。
おそらく冷却が間に合ってない感じだと思います。
ちなみに8900というスコアは、デスクトップ版CPUであるAMD Ryzen 5 3600や、Core i3-12100Fと同じくらいです。
お次はFF15ベンチマークです
まずはFHD 標準品質です
スコアは11777です
お次は4K 標準品質です
スコアは5060です。
ベンチマークのスコアから想像するに、
RTX 3060 < RTX 3070 Laptop < RTX 2080
といった感じでしょうか。
これノートパソコンですよ?
デスクトップ版の3060に勝っちゃってます。
実際の使用感
ええです。
Dellの4KモニターにUSB-Cで映像出力して使ってます。
4Kのモニターをメインにして、FX517Zのモニターはサブにして使ってます。
メインのモニターでゲームしたり、画面分割して調べものしながらレポート書いたりしつつ、サブのモニターでYouTube再生させたりしています。
メインでゲームしながら、本体のモニターでYouTubeを見るという使い方をしていても、YouTubeの再生にはインテル内臓グラフィックをつかって、ゲームにはRTX 3070を使ってくれます。
ちなみにゲームは原神とMSFS2020をやっています。
原神は4Kの最高設定でできました。
ただ個人的には、GPUをいたわるために中設定に落としています。
MSFS2020は4Kのウルトラはかなりきついです。
快適に遊べるのは、4KのMedium or 2K(2560×1440)でHigh
ゲームとしてトップクラスに処理が重いこの二つのゲームがノートパソコンでできるのは感動ものです。
しかも他方のモニターではYouTubeを再生している状態でです。
冷却は足りてない
ただし、冷却はそのままではうまくできていないようです。
ノートパソコンを机にそのまま置いた状態のベンチマークは少し低く出ます。
室温が夏場で高いということもあってか、GPU温度も80度をかるくオーバーしてサーマルスロットリングがかかっているようです。
そこでノートパソコンを設置している、VESAマウントに取り付けるノートパソコン用トレーに吸気のための穴をあけて、さらに卓上扇風機で風を当ててみました。
バリ取りのためにやすり掛けたら汚くなりました…
こうした上でのベンチマーク結果は前出の通りで、4338から5060に向上しました。
GPU温度も75度以下で安定しています。
なのでゲーミングノートPCは冷却面での工夫は必須、ということになりそうです。
FX517Z はコスパ最強のパソコン!
前出の通り冷却をしっかりしてあげた状態でという条件下ではありますが、FX517Zはデスクトップ版で同じベンチマーク結果が出るパソコンを組もうとすると、CPUはCore i3-12100F、GPUはRTX 3060以上であることがわかりました。
この構成をデスクトップPCで組もうとすると、OS込みで14万円弱かかります。自作でね
そしてFX517Zはこのブログを書いている段階での値段は、アマゾンで149,800円です。
つまり10,000円追加すれば、ノートパソコンであるメリットを享受することができるということになります。
さらにASUSのサポートと補償までついてきます。
自作PCを組む時に起きるかもしれないトラブルなんかからも解放されます。
ゲーミングノートPCのほうが、同じスペックのパソコンを手に入れるのにお金がかかってしまうというのは確かではありますが、その差もたった10,000円ですし、得られるメリットのほうが大きいと思います。
FX517Zは、ゲーミングノートPC という狭い括りだけでなく、PC全体という広い括りの中でもかなり優秀なパソコンといってもいいでしょう。