Anker Soundcore Liberty Air 2 Proを買いました。
商品名長い
一応ワイヤレスイヤホンは持ち合わせていたのですが、SE215をTRN BT20S PROを装着したものです。
かなりごつくなってしまいます。
最近は近場に出掛ける際は鞄すら持たず、すべてポケットにぶちこんで出かけることが多いのですが、そんな中イヤホンだけでポケット一つ持ってかれるのは痛いです。
なので買ったという訳です。
ではレビューしていきます。
付属品
まずは手堅く付属品の紹介から
大量のイヤーピースと充電ケーブル、説明書と本体ですね。
イヤーピースですがお世辞にもイイとはいいがたいです。
可もなく不可もなく。グリップ感がないというかなんというか
別途で購入するのをお勧めします。
個人的な意見ですが、イヤーピースってかなり音に影響します。
僕のベストイヤーピースはfinal Eタイプです。
ソニーのものやSednaEarfit、Comply、体温で柔らかくなるなんて言うもの有名どころすべて購入して試してみましたが、final Eタイプが一番いいです。
ビックカメラやヨドバシ、eイヤホンで試せるので、皆さん自身のおきにのイヤーピースを見つけておくことお勧めします。
まぁ、グリップ感が少ないのはバッテリーケースを小型化すると同時にイヤホンのノズルもみじかくなってしまうゆえの弊害かもしれませんが…
ノイキャン性能
なんとも形容するのが難しいんですけれども…
モードにもよるし
エアコンの室外機の音なら消える
ただ虫のさえずりなんかは消えきらない
ただ外した瞬間に「こんな騒音がある環境にいたんだ」、と思わしてくれるレベルでもあります。
いまこのブログを書きながら装着していますが、青軸キーボードの打鍵音は聞こえます。
まぁ打鍵音がノイズとして認識する音の周波数じゃないだけだと思いますが
ただ確実に言えることは、10,000円で買えるイヤホンとしてはかなり満足できる性能であるということです。
買って後悔することはないと思います。
ただやはり10,000円というのはなかなか大きな金額であることに違いはないです。
数万円するイヤホンと音楽プレイヤーを使ってて感覚がバグっていましたが、イヤホンに10,000円払える人は少ないと思います。
後悔したくない人は家電量販店や、オーディオ専門店で試されたほうがいいと思います。
音質
僕は多少普通の人よりかは音にうるさいです。
ただ音質の良しあしは個人に完全に依存しているので、あくまで個人的な感想です。
あとオーディオ製品は基本無試聴で買うものではないです。
で個人的結論は音楽鑑賞には使えないかなぁ、です。
やっぱり日本人が好きそうな音にチューニングされてるなといった感じです。
シンバル含めたドラムセットが強調された音です。いわゆるドンシャリ
これされるとベースが半分くらい埋もれてしまうんですよね
一番前にドラムが来て次にボーカルみたいな
これが僕は大っ嫌いです。
音圧でごまかすというか、奥行きがないというか
聴いてて疲れてくる音です。
有線と無線を比べるのはフェアじゃないかもしれませんが、同じ10,000円で買えるShure SE215はそんなことなくサブイヤホンとして大活躍しています。
10,000円のイヤホンに何を求めてるんだといわれてしまえばそうなんですが
ただ、僕はスマホでラジオとYouTubeを楽しむために買ったので何の文句もないです。
UI
実はfinalのブランドであるagのノイズキャンセリングヘッドホンを持っているのですが、ノイズキャンセリングをオンにしたまま外して放置してしまい、次の日には電池切れで使いたいときに使えない、なんていうことがあるのですが、この商品はそんな心配ありません。
まぁ完全ワイヤレスなのでケースに入れずに長時間放置してしまうことはなかなかないと思いますが、イヤホン本体に着脱を検知するセンサーがあり、イヤホンを外したと同時に音楽の再生とノイズキャンセリングが止まります。つけると自動で音楽を再び再生し、もちろんノイキャンもオンになります。
ノイキャンってノイズと逆の位相の波をぶち当てて打ち消してるだけなので、オンにしたまま放置してしまうとずっと音楽が流れている状態と同じなんですよね。
バッテリーガンガン減ります。
これがなくなるのはイイです。
ファームウェアアップデート
注意点としてAndroidじゃないとLDAC対応にするためのファームウェアアップデートができないです。
マルチポイント非対応
イヤホンに複数の端末から同時に接続することはできません。
いちいち設定から接続を解除して、もう一方の端末から接続し直さなければなりません。
PCとスマホで切り替えるのが非常に面倒です。
もちろん登録しておくことはできます。
他にもHearID 2.0とかいろいろ機能はあるらしいのですが、どうせ使わないのでノーコメントで。
まとめ
10,000円を超える完全ワイヤレスイヤホンって量販店ではショーケースに入っていることが多いですよね。
そのため試聴するの面倒だと感じる人もいるかと思いますが、やはり後悔しないためにもオーディオ製品は無試聴で購入するのは基本避けるべきだと思います。
無試聴で購入していいイヤホンは、Shure SE215とfinal E2000だけです。
ではそこにAnker Soundcore Liberty Air 2 Proは加わることができるのか
個人的には一回試してみることをお勧めします。
やはり気になるのが耳へのフィット感とドンシャリサウンドです。
音に関しては、市場にあふれるドンシャリイヤホンの数から察するに、日本人はドンシャリだと音質がいいと思うという統計的なものがあることが推察できるので、ドンシャリが好みかどうかで試さずに購入することもできようかと思います。
ですが耳へのフィット感というのは試してみないとわからないと思います。
有線イヤホンの場合ノズルの長さがあるため個人が感じるフィット感の差というのは吸収することができるのですが、ワイヤレスイヤホンの潮流というのは小型化です。
小型化する際に、ノズルの長さはネックになると同時に小型化しやすい部分でもあります。
だったら設計者は必要最低限まで短くするよね。
なので多少人を選ぶ感じになっていると思われます。
特に運動する際に、と考えている方は試聴することをお勧めします。
写真が少なく見ずらいブログだったかもしれませんが、オーディオは写真を撮ることがないので許してくださいな。